業務用エアコンの修理と点検について
簡易点検については、すべての業務用冷凍空調機器が対象となっています。 別の言い方をすると、業務用エアコンを設置している場合には、必ず定期的な簡易点検を行わなければならないということです。 この点検の実施間隔は、3ヶ月に1回以上と決まっています。 点検を行うのは、誰でもよいので、管理者が行ってもよいですし、外部に委託しても問題はありません。 点検をすればよいというだけでなく、業務用エアコンの点検、修理、冷媒の充填、もしくは回収の履歴をしっかりと記録、保存しておかなければなりません。 また、一定の規模以上の業務用エアコンについては、定期点検を行う必要があります。 この定期点検については、誰でもよいというわけではありません。 有資格者による点検が必要です。 簡易点検では、腐食、錆、傷などの有無、油が漏れていないか？音や振動などに異常がないか？をチェックします。 点検は義務化されていますので、それを守らなければ罰則がありますので、注意が必要です。 定期的に点検を行うことで得られるのは、もちろん法律を守るのは当然ですが、故障の早期発見につながるということです。 業務用エアコンはどうしても使用している年数が長くなれば、修理回数が増えてしまうものですが、定期的に点検を行うことで、故障の重症化を防ぐことができますし、しいては、修理費用の高額化を防ぐことができます。 点検などを全くしていないと法律に違反しているというだけでなく、業務用エアコンの故障リスクを高めてしまうことになります。 業務用エアコンの点検を行わないと、業務用エアコンの修理回数を増えてしまいますし、修理費用もかさんでしまいます。 そのようなことにならないようにするためにも、必ず業務用エアコンの点検を行うようにしましょう。 自分の店舗、会社で点検をするのが難しいという場合には、外部に委託して行うのがよいでしょう。 費用はかかりますが、管理の手間が省けるのでおすすめです。 業務用エアコンの点検の義務化については、知らなかったでは済まされません。 分からない点などは業者に相談するなどして、適切に管理することが重要です。
業務用エアコンのお役立ち情報
業務用エアコンが効かないと感じたら
業務用エアコンを使用していると冷房や暖房が効かないと感じることがあります。そのような場合の原因とはどのようなものなのでしょうか？まずは運転モードが適切であるかを確認してみましょう。運転モードには、冷房、暖房、ドライ、送風、自動などのものがあります。正しい運転モードになっているか確認しましょう。フィルターが汚れているという場合や、室外機のまわりに物が置いてあるなどの場合にも効きが悪くなりますので、注意しましょう。これらに問題がないという場合にはまず、業務用エアコンを一旦停止して、ブレーカーを落としてみましょう。業務用エアコンのブレーカーを落として、しばらくしてからブレーカーを上げて運転してみましょう。それでも効きが悪いという場合には、業者に修理を依頼するようにしましょう。
業務用エアコンでより効果的な節電をするならエコナビ
業務用エアコンには、色々なメーカーがありますが中でも、より効果的に節電をしたい、快適性を求めたいのなら、Panasonicのエコナビがおすすめです。このエコナビには、人感センサーと床温センサーが搭載されています。そのため、人間の動きによって節電運転を行うなど無駄を省いてくれます。さらに、湿度センサーも搭載されているので、部屋の湿度も検知することが出来ます。店舗やオフィスの業務用エアコンはなるべく節電するようにしたいと考えている人が多いでしょう。そのような人に、これはおすすめです。これを使うには、エコナビパネルやエコナビ機能を使用するためのワイヤードリモコンが必要になります。
業務用エアコンには数種類ある？
業務用エアコンは、みんな同じようなものであるというイメージを持っている人がいますが、それは違います。業務用エアコンにもそれぞれに適したタイプのものがあります。具体的に、業務用エアコンにはどのような種類があるのかということですが、壁掛形、床置形、ビルトイン、天井吊形、天井カセット形4方向、2方向などのものがあります。これらは、部屋の広さや周囲の状況などを加味しながらどのタイプのものがよいのか決めるのがよいでしょう。どのタイプのものがよいのかということは、業者と相談しながら選ぶようにするとよりよいでしょう。業務用エアコンは、設置場所によって適したものが違うということを覚えておきましょう。
