業務用エアコンの運転を停止しているのに室外機のファンが回っている!これは修理が必要?

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業務用エアコンの運転を停止しているのに室外機のファンが回っている!これは修理が必要?

業務用エアコンの修理に関する相談で、たまにあるのが、「業務用エアコンの運転を停止しているのに、室外機のファンが回っているが、これは故障なのか?

」というものです。

業務用エアコンの運転を停止しているのに、室外機のファンが回っていると消し忘れてしまったのではないか?

壊れてしまったのではないか?

と不安に感じることもあるでしょう。



結論から言えば、この場合には故障ではありません。

そのため、修理は必要ありません。

業務用エアコンには、油や冷媒ガスが含まれています。

これらが滞留してしまうのを防ぐために、運転を停止した後でも、約5~10分程度は室外機のファンが回っているケースがほとんどです。

業務用エアコンの運転を停止してから、約5~10分で停止すれば正常なので、修理や点検を依頼する必要はありません。

ただし、業務用エアコンの運転を停止してから、10分以上しても停止しないという場合には、1度業者に点検をしてもらうようにしましょう。

10分以上しても室外機のファンが停止しないという場合には、故障の可能性があります。

それから、同じような相談で、「業務用エアコンの運転を停止したのに、室内機がすぐに止まらない!」というものがあります。

これは、故障なのか?

修理が必要なのか?

と心配になるでしょう。

メーカーや機種、設定によっても異なりますが、停止ボタンを押してもすぐに止まらないというものもあります。

内部を乾燥させる、あるいは内部の清掃をしてから自動で止まるというものもあります。

冷房運転をした後には、内部に湿気が残ったままになり、そのままにするとカビなどが発生してしまうため、自動で乾燥運転などを行うものもあります。

また、自動清掃機能がついていると、運転後に掃除をするものがあります。

このような場合には、停止ボタンを押してもすぐには止まりません。

このような機能がついているものについては故障ではありませんので、修理の必要もありません。

まずは、業務用エアコンの説明書を確認してみるのがおすすめです。

その業務用エアコンにどのような機能がついているのか?

運転停止後に、送風運転や掃除をするのか?

などをチェックしてみましょう。

説明書などを読んでみても解決できないという場合には、修理業者に相談してみるのもよいでしょうが、このようなケースでは故障の可能性は少ないと考えられます。

メーカーに直接聞いてみるのもよいでしょう。

業務用エアコンのお役立ち情報

業務用エアコンが効かないと感じたら
業務用エアコンを使用していると冷房や暖房が効かないと感じることがあります。そのような場合の原因とはどのようなものなのでしょうか?まずは運転モードが適切であるかを確認してみましょう。運転モードには、冷房、暖房、ドライ、送風、自動などのものがあります。正しい運転モードになっているか確認しましょう。フィルターが汚れているという場合や、室外機のまわりに物が置いてあるなどの場合にも効きが悪くなりますので、注意しましょう。これらに問題がないという場合にはまず、業務用エアコンを一旦停止して、ブレーカーを落としてみましょう。業務用エアコンのブレーカーを落として、しばらくしてからブレーカーを上げて運転してみましょう。それでも効きが悪いという場合には、業者に修理を依頼するようにしましょう。

業務用エアコンでより効果的な節電をするならエコナビ
業務用エアコンには、色々なメーカーがありますが中でも、より効果的に節電をしたい、快適性を求めたいのなら、Panasonicのエコナビがおすすめです。このエコナビには、人感センサーと床温センサーが搭載されています。そのため、人間の動きによって節電運転を行うなど無駄を省いてくれます。さらに、湿度センサーも搭載されているので、部屋の湿度も検知することが出来ます。店舗やオフィスの業務用エアコンはなるべく節電するようにしたいと考えている人が多いでしょう。そのような人に、これはおすすめです。これを使うには、エコナビパネルやエコナビ機能を使用するためのワイヤードリモコンが必要になります。

業務用エアコンには数種類ある?
業務用エアコンは、みんな同じようなものであるというイメージを持っている人がいますが、それは違います。業務用エアコンにもそれぞれに適したタイプのものがあります。具体的に、業務用エアコンにはどのような種類があるのかということですが、壁掛形、床置形、ビルトイン、天井吊形、天井カセット形4方向、2方向などのものがあります。これらは、部屋の広さや周囲の状況などを加味しながらどのタイプのものがよいのか決めるのがよいでしょう。どのタイプのものがよいのかということは、業者と相談しながら選ぶようにするとよりよいでしょう。業務用エアコンは、設置場所によって適したものが違うということを覚えておきましょう。